2人ほど、20代前半から額のあたりが薄くなりかけている同級生がいた。
「男は髪じゃないよ!」と、言い放ち、彼らの些細な悩みは自分とは無縁であると思っていた20代。実際、男は甲斐性と向上心があれば、女性も仕事もおのずとついてくるものだと考えており、外見で悲観的になる同級生たちの気持ちが理解できなかった。30代になり、当時交際していた女性に
「お父さんは髪の毛の薄い人?」
と聞かれたことが発端となり、自分の髪の毛の変化に気づいた。私の場合は、先に述べた同級生のように額からくるケースではなく、後頭部の自分からは見えない部分から薄くなっていくケースだった。だから、彼女に言われるまでは全く気づかず、薬局に置いてある育毛剤にも全く興味を持ったことがなかった。
それからは毎日鏡を2枚使ってチェックする日々が始まる。最初はうっすらと地肌が見える程度だったのが、1年後には明らかに「薄い」。いっそ、全部剃ってしまうのもいいだろうとも考えたが、会社勤めで営業にも携わる以上、それも難しい。元々どちらかというとゴツメの顔立ちなので、丸刈りはまずいだろう。このまま諦めるのがどうしてもしゃくで、市販の育毛剤というものをほとんど信用していなかったが、やれるだけやってみようと数種の育毛剤を試すことになる。
全く関係ないが、友人で20代前半に結婚したにもかかわらず、いまだ子宝に恵まれない夫婦がいる。彼らの長きに渡る不妊治療の話を聞いていると、どこか育毛剤探しの旅と共通しているような気がした。
不妊治療は、結果が出るまで1ヶ月もあれば十分だが、それでも無事に懐妊するまではそのサイクルを延々と続けなければいけない。育毛効果を実感できるまでは、数ヶ月は必要とし、その間は毎日チェックし、あげく半年も過ぎると「やはり人工的に発毛させることは無理なんじゃないか」と絶望感に陥り、しばらくは他の製品を試す気力すら沸いてこない。つまり、振り出しに戻るということだ。
当時は手当たり次第に、CMなどで広告されている製品を試していた。やがて、ネットで色々検索したり、比較したりするようになってから、製品選びの目が肥えてきた。口コミという便利なものもある。『リアルラゾン』の存在はかなり以前から知っていたが、芸能人が宣伝する類の育毛剤に辟易していたので、なかなか食指が動かなかった。
よって本サイトでイチオシしている『リアルラゾン』に到達したのはちょうど1年前で、それ以前に試した育毛剤は軽く10種類は超える。今は、科学の技術というものを素直に評価できる自分がいる。また、誇大広告もいいところである効果が全くない製品もあれど、根拠ある理論に裏付けられた技術によって開発された、有効な製品も確かに存在するということ。さらにそれを身をもって証明できたことを、同じ悩みを持つ男性たちにも是非知ってもらいたい。